Creer と Pensar の違い【スペイン語学習】

日本語ではどちらも「思う」と訳されることが多く、混同しやすいですが、ニュアンスや使い方には違いがあります。

スペイン語で「思う」「信じる」といった意味を持つ creerpensar は、非常によく使われる動詞です。日本語ではどちらも「思う」と訳されることが多く、混同しやすいですが、ニュアンスや使い方には違いがあります。このページでは、両者の意味と使い分けのポイントを、例文とともに詳しく解説します。


基本の意味と違い

動詞主な意味ニュアンス
creer信じる、〜と思う主観的な信念や予想、感覚的判断
pensar考える、〜と思う論理的・理性的な思考に基づく判断

Creer の使い方と例文

creer は、感覚的・直感的に「そうだと思う」「信じている」といった主観的な思いを表します。

Creo que va a llover. (雨が降ると思います。)

¿Crees en fantasmas? (幽霊を信じますか?)

No creo que ella venga hoy. (彼女が今日来るとは思いません。)

Creo que tienes razón. (君が正しいと思うよ。)


Pensar の使い方と例文

pensar は、「考えて判断する」「熟考する」といった理性的・論理的なプロセスを含む「思う」です。

Pienso que deberíamos salir más temprano. (もっと早く出発すべきだと思う。)

¿Qué piensas sobre este tema? (このテーマについてどう考えますか?)

Estaba pensando en ti. (君のことを考えていたよ。)

Pensamos ir a la playa este fin de semana. (今週末はビーチに行こうと考えています。)


よくある構文

Creer que + 文

Creo que es una buena idea. (それは良い考えだと思います。)

Pensar que + 文

Pienso que tienes que descansar. (君は休むべきだと思う。)

Pensar en + 名詞

Estoy pensando en mis vacaciones. (休暇のことを考えています。)


違いのまとめ

比較項目CreerPensar
基本の意味信じる、主観的に思う考える、理性的に判断する
主な使い方感覚・予想・信念計画・意見・思考
英語の感覚to believe / to thinkto think / to consider

使い分けのコツ

  • 直感的に「〜だと思う」 → creer
  • 考えて「〜すべきだと思う」 → pensar
  • 計画や意図 → pensar + 動詞不定詞(例:Pensamos viajar

練習のヒント

  • 会話ではどちらも非常によく使われるので、例文でニュアンスをつかむのが大事
  • "creer" は意見・信念に、"pensar" は思考・計画に使われることが多い

両者の違いを理解すれば、より正確で自然なスペイン語表現ができるようになります!

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